入会手続きを効率化・簡素化することで、
お客様の負担を減らし、カード発行の
迅速化を図る

カード発行部は名前のとおり、カード発行に関する手続き業務全般を担う部署です。私の所属する業務グループは、本人確認書類・収入証明書・口座設定の手続きを迅速に行うことで、お客様にカードをいち早くお届けすることが大きなミッションです。そのなかで私はカード入会時のお客様アプローチのデジタル化推進を担当しています。通常は紙の書類により手続きを行いますが、ウェブ上でスピーディーに完結できるシステム構築を行っています。
これまでの紙による入会手続きでは、お客様から紙の書類を郵送していただき、それをスキャンしてデータを打ち込み、審査を行うという一連の手続きが必要でした。こうした手続きではどうしても時間がかかります。お客様には必要書類をウェブ上に載せていただき、一連の流れをデジタル化することで、カード発行を迅速化しようというのがシステム構築の目的です。これによりお客様にカードを素早く届け、即時で利用いただけるようになります。JCBにとっても業務の効率化が実現でき、同時にミスなども減らすことができます。

新規カード発行プロジェクトに参画し、
さまざまな入会システムの構築を経験する

現在、他部署と協働し、クラウドサービスを用いながらシステム構築を進めています。システム構築にあたっての私の役割は、ユーザー部署での業務を熟知している担当者として一連の入会手続き業務をどうシステム化するかと要件定義を作成し、ユーザーテストを行うことです。システム自体の知識は不足していますが、ユーザーサイドから意見を提案し、それがシステムとして具現化されていくことに面白さを感じています。
現在、入社5年目ですが、入社1年目は入会手続き業務の知識を身につけ、計数管理や委託先との業務運用構築を行いました。2年目からはJCB CARD Bizや大手銀行様のCC一体型カード(※)など、さまざまな新規カードの立ち上げに参画し、入会システムの開発に携わることができました。JCBの特徴ですが、若いうちからさまざまなプロジェクトを経験させてもらえたことが大きな糧となり、現在の専任業務にも役立っています。システム構築は長期間にわたるプロジェクトですので、時には課題にぶつかることもありますが、JCBに入会するすべての方が触れるシステムを構築するという、影響範囲の大きな仕事を任されていることにとてもやりがいを感じています。

※CC一体型カード…キャッシュカード機能とクレジットカード機能が1枚に備わったカード

幅広い見識とスキルを身につけ、
お客様の要望に応える施策実現に貢献したい

大学は英文学科でしたが、両親が金融業界に勤めていたこともあり、馴染みのある金融業界を中心に一般職やエリア総合職を志望していました。就職活動を進めるなかで、約70もの部署があり、幅広い仕事に携われるJCBに魅力を感じ、第一志望として就職活動に臨みました。実際、OG訪問の際に、先輩社員の方からJCBにはカード事業、ブランド事業、加盟店事業、プロセシング事業などがあり、部署異動の際はまるで転職したような経験ができると伺い、幅広い見識とスキルが身につく点に大きな魅力を感じました。
今後のキャリアとしては、イシュイングやプロセシングなどの営業サイドで、お客様の要望を聞き、それをどう実現していくか。そんな業務も経験してみたいと思っています。それぞれの部署で得た知識を糧に、一歩一歩ステップアップをしていくことが目標ですが、加えて仕事と家庭を両立させながら活躍している先輩たちを見習いながら、幅広い見識とスキルを身につけていきたいと思います。