JCBというブランドへの誇りと、
無限に広がる可能性。

JCBは日本で生まれた唯一の国際ペイメントブランドです。日本ではまだクレジットカードが一般的ではなかった1961年にJCBは誕生し、日々の生活に安全・安心で便利な決済手段を広げるため、たくさんの挑戦をしてきました。JCBは日本におけるキャッシュレス業界の牽引役として、いまでは当たり前となっている「ご利用代金の口座振替」、「サインレス決済」といったさまざまなキャッシュレス決済に関連するサービスやソリューションを世に送り出してきました。1981年には自らの力で国際展開をスタートさせ、現在は、アジア地域や新興国の著しい経済成長を背景に、提携先および会員が拡大しています。2023年3月には海外会員数が約3,500万人に達し、業界に先駆けてグローバル化を進めています。現在、JCBが提供する決済ソ
リューションはクレジットカードに留まらず、デビットカード、プリペイドカード、モバイル決済(QUICPay(クイックペイ)™)、QRコード*1・バーコード決済(Smart Code ™)、他社への出資を通じて展開するBNPL(後払い決済)等、多岐にわたります。JCBこそが常に日本のキャッシュレス社会を開拓し、世の中のキャッシュレス化やインフラづくりに大きな貢献をしてきたと自負しています。

私自身、入社以来さまざまな業務に携わりながら、挑戦し続けてきたことを誇りに感じています。現在、日本国内のキャッシュレス決済比率は約36.0%*2に留まっており、開拓・成長の余地が存分にあります。海外市場においても可能性に溢れており、アジアを中心とした成長市場に注力することで着実に成果をあげています。さらに、消費動向をいち早く提供するサービス「JCB消費NOW」*3は、国や行政機関、マスコミなど多岐にわたるお客様に経済を捉える指標としてご活用いただいています。
今後も国内外で大きな変化や成長が予想されるキャッシュレス業界において、アジアを代表する総合決済サービス企業を目指して参ります。

*1 QRコードは㈱デンソーウエーブの登録商標です。
*2 出典:「2022年のキャッシュレス決済比率を算出しました」経済産業省 商務・サービスグループ キャッシュレス推進室(2023年4月6日)
*3 「JCB消費NOW」についての詳細はこちら

一人ひとりの能力を最大限に
活かし、多様な人材を育てる。

一人ひとりの能力を最大限に活かし、多様な人材を育てる。

これまでのJCBを築き上げてきたのは、いうまでもなく「JCBの人」の力です。これからのJCBを創る原動力も、もちろん「JCBの人」の力にかかっています。
キャッシュレス社会の黎明期と現代では、求められる人材像も異なっています。社会の変化が大きく速くなっており、ビジネスの難易度も高まっています。それでも、これまでJCBが培ってきた「チャレンジ精神」は変わりません。失敗を恐れず、挑戦し続けること。それこそがJCBが大事にしているマインドです。JCBが求める人材は、「たとえすぐに成果に繋がらなくても現状に甘んじることなく、自分で考え抜き、自ら一歩でも二歩でも踏み出すことができる人」です。成功したらさらなる成功へ。成功に驕らず、失敗に臆せず、困難な状況でも粘り強く貪欲に前を向いて進むことができる人。そんな人材を求めています。加えて、「個の力を周囲や組織のために惜しみなく発揮できる人、つまり、周囲に耳を傾け周囲のために行動できる人」です。こうした心構えさえあれば、JCBの舞台で必ず活躍できるでしょう。

JCBの人事制度で目指すのは、社員一人ひとりが自律的に成長するための支援と能力を最大限に発揮できる環境を作ることです。そのための制度は大きくふたつあり、ひとつ目は、各種教育研修制度や能力開発の充実を図っていることです。 自ら応募し受講する公募型研修や海外トレーニーなど、現在約60のプログラムを用意しています。また、2020年度から自律的な学習支援や多様な働き方への対応を強化すべく、時間や場所に制限されることなく、各自がそれぞれの強み・弱みを把握し、自ら学習サイクルを回すことができる学習プラットフォームを導入しました。OJTのみならずOFF-JTの面からも、社員の成長を最大限支援しています。ふたつ目は、将来どのような働き方をしたいか、社員それぞれの志向にあわせたキャリア選択・キャリアアップをサポートすることです。総合職群、習熟職群、専門職群という3つの職群を設けているのもその一環です。ワークライフバランスに関しても、出産・育児・介護などのライフイベントにあわせて、さまざまな休暇・支援制度を整備しています。

今後、新しいサービスやソリューションの創造、価値観の異なる異業種や海外の企業との協業が増えるなかで、多様な人材がますます必要になります。一人ひとりの能力を最大限に活かせる環境や制度を整え、多様な人材を増やしていくことが、JCBの組織としての成長や活性化につながると思っています。
常に挑戦をし続けてきたからこそ、いまのJCBがあります。今後のJCBにとっても、「挑戦」は不可欠です。JCBには、自らの未来を切り開いていこうという、皆さんの想いをかなえるフィールドが果てしなく広がっています。
皆さんのチャレンジをお待ちしています!