JCBブランドの誇りと品質を守るため、
ブランドの管理とサービスの提供を担う

JCBではイシュア(カード発行会社)に対して、JCBのブランドライセンスを貸与することで、加盟店の開放やJCBブランドサービスの提供を行っています。その業務を担っているのがブランド営業部です。そのなかで、私は業務グループに所属し、主にふたつの業務に携わっています。
ひとつはイシュアが発行するカードのデザインや仕様などを管理する業務です。イシュアが発行するカードは、独自でデザインを行っています。しかし、どのようなデザインにおいても、カードを使用する際のブランド誤認や不正使用を防ぐために、そのカードがJCBブランドであることを明確に表示する必要があります。私の仕事は、イシュアから提案されるカードのデザインに対して、JCBが定めるブランドルールに抵触していないかどうかをチェックし、JCBのブランドを管理することです。
もうひとつの業務は、イシュアに対してゴールドカードやプラチナカードといったハイグレードなカードに付帯するサービスを提案し、導入してもらうことです。実際の窓口は営業担当者になりますが、私は営業担当者に同行し、詳細なサービスの紹介やメリットなどを説明する役割を担っています。

イシュアの増加・拡大を通じて、
キャッシュレス社会のインフラ構築に貢献

現在、クレジット・デビット・プリペイドを発行するイシュアを40社、約1,600種類ほどのカードを担当しています。業務の難しさは、イシュアの要望を受け入れながらも、JCBブランドを維持していくこと、その調整にあります。例えば、カードのデザインに関しても、時代によってその要望が次々と変わっていきます。そのため、JCBのブランドルールも、ブランド事業統括部と連携しながら、毎年見直しを図っています。イシュアの要望を踏まえつつ、ブランドホルダーとしてのJCBの立場を意識し、他部署と連携しながら、いかに双方の合意を形成していくか。そこが難しさであり、面白さでもあります。仕事のやりがいはやはり、JCBブランドを普及・拡大することで、キャッシュレス社会のインフラ整備に貢献できるところです。イシュアのカード会員数だけでなくクイックペイ会員数も年々増加しています。私自身も業務を通じて、その貢献の一端を担っていることにやりがいを感じています。これからも、JCBのブランド力を強化しながら、イシュアからの信頼の維持・向上を図っていきたいと思っています。

自分なりのキャリアを磨き、
得意分野の習熟と活躍を目指す

私はJCBのインターンシップに参加し、型にとらわれず新しいことに挑戦していく、JCBの企業としての姿に惹かれて入社しました。現在、習熟職群として働いていますが、転居を伴わない習熟職群であっても自分なりのキャリアを目指すことができ、環境の変化に左右されずに自分の得意とする分野で活躍できる点が大きな魅力だと感じます。実際、家庭と仕事を両立させながら、部下を抱えて働く先輩社員が身近にたくさんいます。
入社後は、イシュアや加盟店の対応業務から始まり、入社2年目にはシステムの設定業務を担当することで、イシュアと加盟店の仕組みや業務の流れを習得することができました。基礎的な業務からシステム関連の専門的な業務まで、若手のうちからさまざまな業務に挑戦できたことが、自分なりの大きな成長につながったと思います。将来どのような役職・スペシャリストを目指すか、まだ構想を立てている段階ですが、早く先輩社員たちのようにまわりから頼られる存在として活躍できるよう、習熟職群で自分なりのキャリアを積んでいきたいです。