キャッシュレス決済の拡大が見込まれる未来。
日本発唯一の国際ブランドであること、そこで働く人たちに魅かれて。

就職活動中、「キャッシュレス元年」という言葉をよく耳にしました。政府として、2025年までにキャッシュレス決済比率を40%、さらに将来的には80%まで到達させることを目指すというものでした。それまでは特に業界を絞らず企業単位でアプローチしていましたが、この宣言を知ったことをきっかけに、“キャッシュレス”というキーワードにも興味を持つようになりました。
JCBの存在はもちろん知っていましたが、改めて調べてみると“日本唯一の国際ブランド”であることをはじめ、多くの魅力に気付くことができました。入社の決め手となったのは、先輩社員と内定者の人柄でした。コミュニケーション能力が高く、明るく、相手が学生でもしっかりと向き合って目を見て話す姿勢に魅かれて、この人たちとここで一緒に働きたいと思うようになりました。
初期配属については、ひとまずはどんな仕事でも取り組んでみたいという想いでしたが、これまでの人生で経験がなかった“企画”という領域に興味を持ち、入社前の面談で希望を伝えた結果、現在の部署に配属されました。ファイナンス企画部では、カードローン・キャッシング・ショッピング分割、そして国内ではJCBのみがサービスとして有しているスキップ払いといった支払方法、そして「JCB CARD LOAN FAITH」(※1)や「JCB CARD R」(※2)などの一般的なクレジットカードと異なるファイナンス商品の拡大に向けて、顧客データの分析や企画提案などを行っています。

※1 ATMや銀行などで現金を引き出したり、自分の口座へ振り込んだりすることができる、融資(キャッシング)専用カード

※2 JCBオリジナルシリーズのひとつであり、リボ払い専用カード

データ分析、施策の企画と提案。
それだけにとどまらず、
前例を乗り越えるチャレンジにも取り組む。

ファイナンス企画部のなかで私は、実施したキャンペーンに対してどれだけの効果があげられたかを媒体ごとに調査・分析し、キャンペーン参加者の行動分析のうえ今後の施策に活かすといった業務を担当しています。他部署との調整役となったり、役員への報告を行ったりする機会もあります。
JCBで働く人に感じる魅力は入社前と変わりませんが、入社してさらに「変化を恐れずチャレンジする人が多い」と感じました。JCBは60年を超える歴史もあり、業務においては詳細なマニュアルもあります。それを踏襲して仕事をすることは一番楽な方法かもしれませんが、マニュアルにとらわれず、より良いサービスにするためにはどうするべきか、と考えて動く人が多いと感じます。
私自身も、そんな風土を体現するような経験を積むことができました。JCB CARD Rは、とある大規模なECサイトでの利用が最大でポイント23倍になる特典があります。
インターネットを頻繁に利用する層をターゲットとしたキャンペーンでしたが、JCB CARD Rの商品情報は当社のWEBサイトに掲載されていませんでした。そこで、私はWEBサイトの担当者へJCB CARD Rおよび大規模ECサイトでの利用キャンペーン告知を掲載できないか提案しました。当初は掲載自体を疑問視する声もありましたが、交渉と調整を重ね、「利用拡大には必要なことだ」という私の熱意も伝わり、最終的に一丸となって掲載内容を作り上げました。その結果、当該の大規模ECサイトにおけるJCB CARD Rのショッピング利用件数が、キャンペーン実施前と比べて158%となり、想定以上の成果を生み出すことができました。

ゆくゆくは営業などの立場で、
期待を超える成果を直接生み出すような
仕事をしてみたい。

入社時の研修で、「言われたことをするだけではなく、+αを生み出していこう」という教えもあり、私自身も仕事においては期待以上の成果を出そう、と毎日取り組んでいます。そんな想いが結実し、実際に成果を生み出した経験からは、大きなやりがいを得ることができました。
今後は、イシュア獲得、加盟店獲得など、自分の行動が数字に直結するような仕事に挑戦したいと思っています。JCBでは人事制度にジョブローテーションが組み込まれており、上司や人事部に自分のキャリアの希望を伝える機会もあるので、いつか実現できるのではないかと期待しています。もちろん仕事だけではなくライフイベントも実現しながら、長く働き続けていきたいと思っています。