膨大な情報資産の有効活用のために

私はJCBが地域の金融機関やその関連会社とフランチャイズ契約をし、JCBカードを発行している会社に対して、主に二種類の業務を担当しています。ひとつは、JCB独自の情報系基幹システム「J-MARK(JCB MARKeting support system)」を使ってFC(フランチャイジー※)社や各営業部からの依頼に応じて、さまざまな条件に合った会員や加盟店のデータを抽出することです。J-MARKとは、膨大な会員の属性データや売上データをマーケティング支援や販売促進などに有効利用するためのシステムです。抽出されたデータから会員のカード利用動向などを総合的に分析することができ、マーケティングやダイレクトメールの送付に活かされています。もうひとつの業務は、フランチャイジー帰属会員の「ご利用代金明細書」に同封されるキャンペーン企画などの告知印刷物の取りまとめです。具体的には、毎月の封入計画についてFC社にヒアリングし、各社のご希望どおりに告知印刷物が会員に届くよう、サポートや各部の調整を行っています。

※JCBが「フランチャイザー(ブランド保有会社)」として、銀行などの金融機関と提携してカード発行会社を設立、あるいは銀行本体発行方式を通じてJCBブランドの普及を図る制度。設立したカード会社、本体発行を実施している銀行を「FC(フランチャイジー)」と呼ぶ。

女性にやさしい制度を活用し成長しやすい
職場環境

入社の決め手は、就職活動中にお会いした社員の方々がとても明るく、とくに女性社員の方々が輝いて見えたことです。結婚や出産のあとも長く働ける職場を希望していたので、「産前産後休暇」や「育児休業」などの各種制度が整備され、取得後も活躍している女性が数多くいることも大きなポイントでした。また、JCBには今後さらなる成長が期待されるカードビジネスにさまざまな角度からアプローチしようとする積極的な姿勢があり、私もこの会社で働きたいと強く感じました。入社後の印象としては、若手社員に仕事を任せる文化があり、早くから自身の成長を感じられ、そしてその成長を先輩社員がしっかりサポートしてくれると感じます。また、社員一人ひとりの人柄が良く、気持ちよく働ける会社だと感じています。JCBには、仕事もプライペートもともに楽しんでいる社員が多く、それもJCBの社風のとても良い点だと思います。

お客様の「ありがとう」を糧に
末長く働きたい

取引先とのやり取りのなかには、突然のイレギュラーなご依頼を受ける場合もありますが、なぜ急なご依頼をされたのかという背景を理解し、できる限りお客様のご要望にお応えできるよう、各部との調整に努めています。時には対応できない場合もありますが、そのような場合は代替案を提示するなど、自ら考えて行動するよう心がけています。お客様から、「ありがとう」と感謝の言葉をいただいた際には、とても嬉しく思います。今後は、当面は現在担当している業務に関する経験を積み、知識を深めていきたいと思っています。そのうえで、JCBの魅力をより多くの人々に知っていただくために、他の部署の仕事にも取り組み、この会社でキャリアアップしながら働いていきたいと考えています。