マーケットの違いを超えて、
JCBの市場拡大に挑む

現在、ロサンゼルスに駐在しています。ロサンゼルス拠点は、北米と中南米エリア、ハワイを管轄する統括拠点になります。主な業務としては、管轄エリア全体の戦略立案や予算・決算などの経営企画業務、カナダとメキシコなどの中南米諸国における提携先との営業活動などを担当しています。幅広い業務に携わっていますが、共通するミッションは、各地のマーケットを熟知している現地スタッフの意見や経験と、自分自身のバックグラウンドやノウハウを融合させて、JCBブランドの存在感を強化させていくことです。とてもチャレンジングであり、海外拠点での仕事の面白みを感じられるポイントだと思います。
キャッシュレスの世界では、多くのイノベーションにより日々新たなビジネスが生まれています。それらの技術の多くは日常生活の基盤となり、着実に新しいインフラとして機能するようになります。ただ、数ある技術のなかで何がそのマーケットで最も求められるかは、国、地域、人によって変わってきます。JCBのマザーマーケットであるアジアと、私が駐在するアメリカでは、注目されている技術や消費者の嗜好・決済パターンは必ずしも同じではありません。そういった差やギャップを乗り越えて、お客様の旅先での店頭決済や、今後も成長が予想されるeコマースなど、生活のあらゆる場面でJCBブランドを根付かせることに、非常にやりがいを感じます。

海外経験を武器に、
経営マインドとビジネス感覚を磨く

就職活動では「日本」というブランドを世界に発信する仕事に携わりたいと思っていたので、「JCB」という日本発の国際ブランドを世界に広めていくという仕事は、私の会社選びの軸にぴったり合っていました。「海外→日本」ではなく、「日本→海外」というベクトルの仕事選びは、幼少期から続けていたスポーツで、日本を背負って世界と戦いたいという夢があったからです。形は違いますが、そのときの想いを実現できる最前線にいままさに立っており、充実感とともに新たなチャレンジに向けて、走り続けています。
これまで、国際ネットワーク管轄部署での海外提携先とのシステムのセットアップ、アジア営業管轄部署でのカード発行営業やプロモーションなど、入社以来、国際事業に関わってきました。「日本」ブランドを世界に発信するという、根本的なモチベーションはいまも変わらず、今後も継続して国際事業に携わっていきたいと考えています。JCBの強みと弱み、その両面を理解しながらグローバルな目線でJCBを俯瞰し、経営マインドとビジネス感覚を磨いていきたいです。JCBは国際事業に限らず、日本における知名度や長年積み上げてきたノウハウと技術、それらを支える優秀な諸先輩とバイタリティに満ちた同期・後輩達が成長を支えています。これから入社される挑戦心に満ちた新たな仲間とも、ぜひ果敢なチャレンジを続けていきたいと思います。