入金処理の自動化・システム化を推進し、
より効率的でミスのない業務運営に取り組む

調査部は入金に遅れが生じた会員の方に対して、手紙や電話などの手段を使って、お支払いしていただけるようご案内する部署です。現在、私は調査Ⅱグループに所属し、主に二つの業務を担当しています。一つは入金処理に付随する回収事務の効率化です。現在、入金処理に伴う事務業務は手作業で行われています。手作業ですと、どうしても入力やチェックの際にミスが生じやすく、時間もかかります。自動化できるところはできるだけシステム化していこうというのが私のミッションです。もう一つは電話交渉をするコミュニケーターや事務職の業務管理や業務評価を担当しています。現在、事務職が6名、コミュニケーターが17名います。各スタッフの業務が効率よくスムーズに進むようにマネジメントすることが私の役割になります。業務を進める上で問題が生じた場合の対応やより効率化するための業務の見直しなども、私の重要な役割になります。

一から作り出す面白さと成果を残すやりがい、
スタッフとのチームワークで業務の効率化を築く

回収業務の効率化に関しては、現在、RPA(※)やEUC(※)などのツールを活用して、業務の効率化を進めています。この取り組みは所属するグループ内では私が第一号として初めて担当する業務でしたので、マニュアルもなく、私自身もシステムの知識がありませんでした。最初は苦労をしましたが、今では一から勉強する面白さと確かな成果物を残せるというやりがいを感じています。業務面においても絶えず新しいことに挑戦するのはJCBらしいなと実感しました。
スタッフの業務管理や業務評価に関しては、やはり人間関係をどう築いていくかが重要になります。スタッフは私よりも年上の方が多くいらっしゃいます。つねに密なコミュニケーションを図り、家族のような存在として和気あいあいと話し合える関係になっています。そのうえで今いちばんの課題はスタッフのモチベーションをどう高めていくかです。スタッフの頑張りを可視化していくような施策などを試みています。若手のうちからマネジメントに携われるのはJCBの醍醐味ですね。

※RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)…これまで人間のみが対応可能と想定されていた作業、もしくはより高度な作業を、人間に代わって実施できるルールエンジンやAI、機械学習等を含む認知技術を活用して代行・代替する取り組み。

※EUC(エンド・ユーザー・コンピューティング)…企業などで情報システムを利用して現場で業務を行う従業員や部門(エンドユーザー、ユーザー部門)が、自らシステムやソフトウェアの開発・構築や運用・管理に携わること。

責任ある仕事を通しての自己成長、
今後はJCBの良さを伝える業務に取り組みたい

大学では国際社会学を学び、アメリカ留学や東南アジアでの社会調査なども経験しました。就職活動では世界に比べるとまだまだ低いキャッシュレス決済比率を100%に近づけ、人々の生活をより便利にするための一端を担えればと、クレジットカード業界を志望しました。クレジットカード業界のなかでも、日本発唯一の国際ペイメントブランドとして挑戦し続けてきたJCBでしかできないことがあると思い、JCBへの入社を決めました。転居を伴わない習熟職群として入社しましたが、総合職群と同じように責任ある仕事を任せてもらえ、若手社員でも活躍の場が多くあることも魅力の一つでした。
入社後、現在の調査部に配属され、現在、入社4年目ですが、責任ある仕事をどんどん任され、業務知識も身につき、自分なりに成長できていると実感します。今後は調査部での会員の方へのご入金案内で培った交渉力、説明力を活かし、会員の方や外部の方へJCBの良さを伝える業務に携わりたいと思っています。また、電話対応時にお聞きすることができた会員の方の生の声を大切にし、より便利な商品・サービスの提供につなげてもいきたいです。そしてどんな部署にいっても、つねに業務改善の意識をもって仕事に取り組んでいきたいと思っています。