なぜ、JCBを選んだのか

国際標準をつくる、という影響の大きな仕事に魅力を感じた。

社会に出てからは、国内でも指折りのメーカー系SIerに入社し、システムエンジニアとして経験と技術を積みました。ある程度のキャリアを積んだのち、将来を考えたときに「もっと影響力と影響範囲の大きな仕事に取り組みたい」という想いを持つようになり、転職を意識するようになりました。
そんな時にJCBの求人情報を目にし、今や自分自身をはじめ多くの人の暮らしに欠かせないクレジットカードに関わる仕事に取り組むことに興味を持ちました。また、JCBは当時すでにEMVCoというICカードの国際基準を策定する組織にも参加していた日本で唯一の国際ブランドであり、世界で標準となる最新仕様の策定段階から関われる環境であることにも魅力を感じ、入社を希望するようになりました。

現在の仕事

新たな時代の決済に必要な、仕組みや技術を構築。

街中の飲食店舗等の加盟店に設置する決済端末の開発段階における要件策定や検証、またそれら検証に関するスキーム構築を担当してしています。現在、消費者が使う決済ツールには接触・非接触ICカードやモバイル、ウェアラブルデバイスなど実にさまざまなものがあり、店舗に設置される決済端末も同様です。そうした決済端末の新規開発やバージョンアップに際して、国際ブランドであるJCB、およびJCBも参画しているEMVCoが策定した仕様・要件に適合するかどうかを検証するのが私の役割です。仕事でやり取りをする決済端末ベンダーやアクワイアラには海外の企業もあり、前職の仕事では全く経験したことのなかった英語でのコミュニケーションの機会も今では少なくありません。決済ツール・決済端末、および決済に使用される技術は日々進化していきます。EMVCoそしてJCBは、事業の歴史で培ってきた決済における「安心・安全」についての考え方やノウハウをベースにしつつ、新たな時代や技術にマッチした決済の利便性のありようを確立すべく、知恵を結集し新たなスタンダードづくりを目指しており、私もその一員として尽力しています。

仕事のやりがい、働き心地など

海外を含む多様な関係者たちと、
世界的な基準をつくっていくやりがい。

2021年4月にブランドインフラ本部が組成され、それまでカードや決済端末およびそれらに搭載されるソフトウェアなどの開発・検証などの業務を手掛けるメンバーに加え、ネットワークやインフラ関連の業務をするメンバーも加わりました。決済における包括的なナレッジが本部として結集しており、チームとして動いていく連帯感も増し、さまざまなメンバーとのコミュニケーションの機会も増えました。コミュニケーションは社内だけにとどまりません。決済端末を開発するベンダー、加盟店に端末や決済サービスを展開するアクワイアラとも常に連絡を取り合っています。海外の担当者とのコミュニケーションの機会も多く、私自身もメンバーとして参加しているEMVCoでの仕様策定プロセスでも、VISAやMastercardといった世界的な企業から参加している専門家たちと国際的な基準作りについてコミュニケーションを重ねています。そうしてつくりあげた基準や仕様、要件などが国内外に浸透し、決済の安全性を高めると同時に利便性も向上させていると感じられるところは、仕事のやりがいと言っていいと思います。

今後の展望など

新たな決済プロダクトの企画・開発に取り組んでみたい。

コミュニケーションの機会が多く、参加しているプレイヤーがそれぞれ主張したいことがある中で基準や要件をまとめていく仕事は、SEなど交渉シーンの多い仕事をしている方にはその能力を活かしやすい環境、と言えると思います。また、仕様書などから本質を読み取り要件に落とし込むような業務が得意な方も、活躍できる環境ではないかと思います。
一方で、基準や仕様は一度決めたらそれが全世界に展開されていくものであり、簡単に「間違っていたから直します」とはいかない、影響力も責任も大きな仕事であることも確かです。

コロナ禍などの影響もあり、特に非接触スタイルのキャッシュレス決済は広まっており、伸びしろはまだまだあります。今後は、新たな決済プロダクトの企画や開発に携わる仕事にも取り組んでみたいと思っています。